ふるさと
うさぎ追いし かの山
小ぶな釣りし かの川
夢は今も めぐりて
忘れがたき ふるさと
小ぶな釣りし かの川
夢は今も めぐりて
忘れがたき ふるさと
文化庁が選定した「日本の歌百選」にも選ばれている「ふるさと」の歌詞です。山で野うさぎを追いかけ、川で小ぶなを釣った。そんな田舎の昔の風景を懐かしく思う歌です。
作詞家の高野辰之にとってはなじみ深かったであろう「うさぎ追いし かの山」や「小ぶな釣りし かの川」、そして3番の「山はあおき ふるさと」「水は清き ふるさと」も、多くの人にとって、実在する風景というよりは、日本人特有の心象風景である場合が多いでしょう。
それでも多くの日本人が、この曲を聴くと懐かしい思い出に心が安らぎ、明日への希望に活力を見出すことができるのは、まさに童謡(唱歌)の力と言えます。
ご挨拶
2018年には、日本に童謡が誕生して100年が経ちました。
今でも童謡は色褪せることなく歌い継がれ、人々の心のふるさとであり続けています。
私たち日本童謡セラピスト協会は、童謡を大切にする仲間たちと一緒に、
童謡の魅力や可能性を最大限に生かし、高齢者の方々が童謡と再び出会い人生を豊かにするお手伝いをしたい、と願っています。
日本童謡セラピスト協会
代表理事 奥山京子